他のスポーツにはあまりないと思いますが、テニスの場合は使用するテニスコートのサーフェス(土やコンクリートなど表面の素材)によって、専用のテニスシューズを使用しなければいけません。
適したシューズ選びができるよう、ドイツで必要なテニスシューズについて詳しく解説していきます。
コートによってテニスシューズが異なる理由
テニスコートによって専用のテニスシューズを使用しなければいけない理由としては、それぞれのコートに適したテニスシューズを使用しないと自身のパフォーマンス低下や怪我につながるだけではなく、テニスコートを痛めてしまう原因になるためです。
テニスはコンクリートや土、室内など極端に違ったサーフェスでプレイをするため、それぞれのコートに適したテニスシューズが販売されています。
どこが異なるのかというと、アウトソール(シューズ底の部分)が異なっています。
コートに適したシューズを履いていない場合、グリップが効かずに足が滑り動き出しが遅れてしまったり、逆にグリップが効きすぎて靴がコートに引っかかり怪我につながったりなどマイナスな面が多くあります。
テニスコートの種類とアウトソール
日本のアマチュアプレイヤーが主にプレイするテニスコートは4種類あります。
ハードコート | オムニコート | クレーコート | カーペットコート |
コンクリート | 砂入り人工芝 | 土 | 室内(カーペット) |
オールコート用 | オムニ・クレー用 | オムニ・クレー用 | カーペットコート用 |
カーペットコートは同じ室内でも体育館のようなつるつるした表面ではなく、カーペットのようなクッション性のある柔らかい素材のコートのことを指します。
メモ
日本でよく見かけるオムニコートですが、実は降水量の多い日本でテニス普及のために開発された特別なコートとなっており、海外にはありません。
ドイツで必要なテニスシューズ
ドイツで必要なテニスシューズは主に2種類です。
クレーコート用もしくはカーペットコート用のどちらかになります。
クレーコート | カーペットコート |
レッドクレー | 室内(カーペット) |
クレーコート用 | カーペットコート用 |
クレーコート用のシューズも日本で販売されているアウトソールとは少し異なり、よりグリップの利くクレーコート専用のシューズとなっています。
オールコート用と少し似ていますが、より溝が深いのが特徴です。
注意ポイント
日本の場合オールコート用のシューズでも可というカーペットコートもありますが、ドイツでは規則が厳しくカーペットコート用のシューズではないと使用ができません。
テニスシューズまとめ
怪我の防止やテニスコートを傷つけないためにも、普段使用するコートによって正しいテニスシューズを用意する必要があります。
野外のクレーコートを使用する場合はクレーコート用のシューズ。
室内のカーペットコートを使用する場合はカーペットコート用のシューズ。
海外のシューズは同じブランドでも日本とサイズ表記が異なる場合がありますので、テニスシューズを買われる際はテニスショップで実際に試し履きをして購入されることをお勧めします。
ドイツでおすすめのテニスショップはこちらの記事で紹介しています。
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