先週末にドイツに来て初めてダブルスのLKトーナメントに出場してきました。
同じ日本人テニスサークルの方とペアを組みダブルスに初挑戦してきたのですが、実際に試合で感じたドイツ人のダブルスの印象なども書いていきたいと思います。
TA VfL Sindelfingen 1862
会場はシュトゥットガルトから電車で30分程のジンデルフィンゲンにあるTA VfL Sindelfingen 1862で行われました。
ジンデルフィンゲンはシュトゥットガルト市内から一番近いIKEAがある街でもあります。
TA VfL Sindelfingen 1862にはドイツでは珍しく室内のハードコートもあり、インドアだけでもハードコート3面、カーペットコート3面のある大型のテニスクラブでした。
ドイツでは10月以降は野外のクレーコートが使用できずLKトーナメントもインドアコートのみで行われるため、この会場のようなコート数の多いテニスクラブでないと大会も開催し辛いのが残念なところです。
今回は普段から練習しているカーペットコートでのエントリーでしたが、久々にハードコートでもプレーしてみたくなりました。
LKトーナメントの結果
LKトーナメントはスパイラル形式という組合せ方法を採用しており、自分よりLKランキングが高い相手と低い相手それぞれ1試合ずつ行う、買っても負けても2試合のみのトーナメントになります。
LKトーナメントについてはこちらの記事で紹介しています。
-
参考ドイツ版草トー LKトーナメントの解説
この記事では、ドイツのLKトーナメントについて詳しく解説していきます。 こんな方におすすめ 試合をするのが好きな方 LKランキングを上げたい方 ドイツの草トー事情を知りたい方 自分のレベルに近い対戦相 ...
続きを見る
初戦は自分たちよりもランキング上は格上ペアと対戦し、3-6,6-2,11-9(ファイナルセットは10Pタイブレーク)と辛勝し、2試合目は6-1,6-1と2試合とも勝って終えることができました。
ドイツ人のダブルスについて
これはあくまで私と同じようなレベルのアマチュアプレイヤーに対しての個人的な意見になりますが、ドイツ人はダブルスがあまり上手ではない印象があります。
理由としてはボレーがあまり上手くないからです。
どちらかというとドイツ人は恵まれたフィジカルによるパワー主体のテニスプレイヤーが多く、サーブやストロークで押し切るといったプレーが多いです。
身長が高い分甘いボールを上げてしまうと前衛にスマッシュやハイボレーなどでポイントを決められてしまうので注意が必要ですが、逆にドロップボレーやアングルボレーのようなテクニックが必要なボレーや、繊細なボールタッチができる選手がほとんどいないため、あまり相手の前衛に怖さを感じることはありませんでした。
当日同会場で男ダブ、女ダブ、MIXがそれぞれ開催されており、LK1桁ランクの強豪ペアも多く参加していましたが、私の見た限りではサービスダッシュをして平行陣メインで戦っていたのは私のペアだけだったと思います。
ダブルスLKトーナメントまとめ
初めてダブルスのLKトーナメントに出場しましたが、試合にも勝つことができ楽しい時間を過ごすことができました。
何より応援に来て頂ける方々がいることがとても嬉しいですし、感謝しています。
もし次回またダブルスに出場する機会があれば、今回出来なかったアイフォーメーションを試してみたいなと思っています。
間違いなくダブルスは日本人の方が上手ですね。
それでは皆さん、素敵なテニスライフを。