海外、特にヨーロッパでテニスを始める・続ける予定の方からよく聞かれるのが、「日本から何か持っていったほうが良い物はありますか?」という質問です。
この記事では、私自身がドイツに移住してテニスを再開した経験から、日本から持参したほうがいいもの/あると便利なもの/現地調達で十分なものをまとめました。
単なる持ち物リストではなく、なぜそれを持参すべきか、現地事情や実際に使ってみた感想も添えて紹介しています。
目次
日本から持参推奨の必須アイテム
結論から言うと、日本から必ず持ってこなければいけないアイテムはありません。
テニスはヨーロッパでとてもメジャーなスポーツなため、必要最低限のアイテムは現地で手に入れることが可能です。
ただ、ヨーロッパでは展開されていないブランドなどもありますので、もし取り扱いがないブランドを使用している場合は、日本から持っていく必要があります。
あると便利なアイテム
🎾 ラケット
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使用モデル:Wilson Blade 98 v9(16×19)
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市販品に自分でウェイトを追加し、重さを315gにカスタムしています。
ドイツのテニスポイントでもチューンナップをお願いしたことはありますが、日本で依頼をした時よりもクオリティが低く、それ以降は自分で調整するようになりました。
当たり前ですが、日頃からテニスをされている方は自分が慣れ浸しんだラケットを持参することをお勧めします。
🪢 ガット
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使用ガット:ヨネックス ポリツアープロ
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現地でも入手可能ですが、日本で売っている10mカットの小分けガットは持ち運びに便利で、常にラケットバッグに予備を1個入れています。
ゴーセンのガットはヨーロッパでの取り扱いがないため、日本での購入が必須となります。
👕 ウェア
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ドイツで販売されているテニスウェアは、同じブランドでも日本規格より丈が長めでサイズ感が合わないことが多いです。
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私は一時帰国時や日本の通販サイトで購入しています。
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ちなみにイタリア規格は日本サイズに近いので、旅行中の購入も選択肢としてお勧めです。
🧴 コンディショニング用品
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日焼け止めやサプリは現地で十分対応可能です。
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ただし「ウィダーインゼリー」のような栄養補給商品はドイツにないため、日本帰国時にまとめ買いしています。

現地購入でOKなアイテム
👟 クレー・カーペット用シューズ
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ドイツは品揃えが豊富で、ヨーロッパのクレーコート用シューズは日本のオムニクレー用とは少しソール形状が異なります。
- オールコート用、カーペットコート用シューズも現地で購入が可能です。
現地購入で問題ありませんが、サイズ感は日本と異なる場合があるので必ず試着を。
🏐 テニスボール・練習用具
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品質は全世界共通で、日本との違いはほとんどありません。
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ドイツの方が安く買えるものもあり、現地調達で問題ありません。
🎾 グリップテープ
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テニスショップや通販サイトで入手可能です。

ドイツ・ヨーロッパで取り扱いのあるブランド一覧
ヨーロッパで取り扱いのあるラケットメーカーとアパレルブランドを紹介します。
こちらにないメーカーの商品を愛用している方は、日本での購入が必要となります。
ラケットメーカー
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Wilson(ウィルソン)
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HEAD(ヘッド)
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Babolat(バボラ)
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Yonex(ヨネックス)※日本発ブランドで現地でも入手可
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Tecnifibre(テクニファイバー)
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Prince(プリンス)
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Dunlop(ダンロップ)
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ProKennex(プロケネックス)
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Pacific(パシフィック)
テニスアパレルブランド
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Nike(ナイキ)
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adidas(アディダス)
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Asics(アシックス)※靴は豊富だがウェアは少なめ
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Lotto(ロット)
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Fila(フィラ)
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Lacoste(ラコステ)
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Joma(ホマ)
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Hydrogen(ハイドロゲン)
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Ellesse(エレッセ)
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Bidi Badu(ビディバドゥ)
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K-Swiss(ケースイス)
注意ポイント
ここにないブランドや日本発ブランド製品は現地ではほぼ手に入りませんので、日本で買って持参することをおすすめします。
ゴーセン、ミズノ、セントクリストファー、ディアドラなどです。
また、最近では日本オリジナルスペックのラケット商品なども展開されているため、(錦織圭モデルのウルトラツアー98Jなど)ご注意ください。
まとめ&アドバイス
まとめ
- ヨーロッパでテニスはメジャースポーツのため、基本的なアイテムは現地で十分揃います。
- 最低限、ラケット+試合用ウェアは持参をお勧めします。
- 日本専売メーカー(例:ゴーセン)商品を使う方は買いだめ推奨です。
アシックスのシューズなど日本では販売されていないモデルやカラー等もありますので、是非現地でお気に入りの商品を見つけてみてください。