この記事ではドイツのアマチュアテニスリーグについて、試合に出るための条件や試合内容などを紹介します。
こんな方におすすめ
- ドイツで試合に出てみたい方
- 練習の成果を試してみたい方
- チーム戦/団体戦が好きな方
- ドイツのテニスライフを満喫したい方
クラブ内の年齢別チームについて
ドイツでテニスクラブに入会し自分の年齢に沿った年代別チームに登録すると、クラブ対抗戦(テニスリーグ)に参加することができます。
メインチーム
Herren(男性チーム)・Damen(女性チーム)
ユ-スチーム
U12・U15・U18
シニアチーム
30・40・50・60・65・70・75・80
※クラブに対象チームがない場合は、メインチームや自分より年代下のシニアチームであれば所属することができます。
日本の実業団との違い
日本では同じようなリーグ戦の制度として実業団のテニスリーグがありますが、日本の場合企業毎の登録に対し、ドイツではテニスクラブ毎の登録となります。
日本 | ドイツ | |
登録可能団体 | 企業/法人 | テニスクラブ |
トップリーグ | 日本リーグ | ブンデスリーガ |
試合日程※₁ | 春季リーグ/秋季リーグ | 夏シーズン/冬シーズン |
試合方式 | 2シングルス、1ダブルス | 4シングルス、2ダブルス※₂ |
※₁ 日本リーグと各都道府県のリーグ戦では違いがあります
※₂ 6シングルス、3ダブルスの6人制もあります
ドイツのテニスリーグについて
ドイツのテニスリーグでは夏と冬シーズンの年間2シーズンに分かれており、それぞれ各ブロック4チームから6チームの総当たり戦を戦います。
そして各シーズンの成績に応じてそれぞれ上位1チームが昇格、最下位のチームが降格を繰り返します。※₃
年間日程 | 冬シーズン(インドアコート):12月~4月 夏シーズン(クレーコート):6月~7月 |
リーグ戦 | 4チームから6チームが集まるリーグ内総当たり戦 |
昇給降格 | 上位1位チームが上位リーグへ昇格、最下位チームが下位リーグへ降格 |
試合方式 | 4人制(4シングルス、2ダブルス)/6人制(6シングルス、3ダブルス) |
試合形式 | 3セットマッチ(ファイナルセットは10Pタイブレーク) |
オーダー | 各チーム内のランキング順に対決(ダブルスは自由に組合せ可能) |
※₃ 各リーグやグループ内のチーム数によって変動があります。
ポイント
夏はクレーコート、冬はインドアのカーペットコートと、それぞれシーズンによってサーフェスが変わるのもドイツリーグの特徴です。
リーグ別ランキング
ドイツリーグ順位表
- Bundesliga(ブンデスリーガ) 全国大会
- Regionalliga(レギオナルリーガ) ドイツを4つの地域に分けた地方大会
- Oberliga(オーバーリーガ) 州大会
- Verbandsliga(フェアバンズリーガ) 地区大会
- Bezirksliga(ベツィルクスリーガ) 地域大会
- Kreisliga(クライスリーガ) 地域大会2
チーム登録をすると最初は地域大会からスタートしますが、リーグ内で1位になりリーグ昇格を続けていくと、最終的にはドイツ最高峰のブンデスリーガで戦うことができるようになります。
ドイツテニスリーグまとめ
-
テニスクラブの年齢別チームに入ることでリーグ戦(対抗戦)に参加可能
-
U12から女性65歳、男性80歳チームまで生涯を通じて楽しむことができる
-
夏はクレーコート、冬はインドアで試合を行う
-
勝ち進むとブンデスリーガで試合をすることも可能
年を重ねるにつれて3セットマッチのシングルスは体に堪えますが、交流戦後に相手チームとの懇親会があったりと、ドイツ特有の文化に触れることもできます。
テニス好きな方はクラブ内のチームに所属しテニスリーグに挑戦してみてください。